大企業と中小企業はどっちがメリットある?どっちが幸せ?

おじさんが勝手に物申します!

あなたは現在、大企業にお勤めですか?

それとも、中小企業にお勤めですか?

はたまた、現在就活中ですか?

 

こんにちは!いきなり質問攻めのクゥーちゃんです(笑)

 

このブログの著者クゥーちゃんは大学を卒業後、中小企業に就職し35才の時に、
世間から大企業と呼ばれる会社に転職しました。

 

今回は中小企業も大企業も経験した著者が、巷でささやかれている「大企業と中小企業ならどっちがメリットがあるのか?」、「大企業と中小企業、どっちに就職したら幸せになれる?」といった疑問に対して、その両方を経験した実体験から真面目に物申してみたいと思います。

 

ではまず、大企業のメリットと中小企業のデメリットからいってみましょう

大企業のメリットと中小企業のデメリット

大企業は簡単には潰れない?解雇されない?

 

大企業は簡単に潰れる(倒産する)ことはありません。

 

最近は、「○○メーカーの大手の○○が業績不振により○○○人をリストラ対象に!」とか「○○業界最大手○○が倒産!」なんていうニュースを見かけます。

 

こんな書き方をしたら語弊があるかもしれませんが、そんなニュースたいしたことありません。

 

なぜなら、

 

そのニュースの裏で、数えきれないほどの中小企業がバタバタと倒産しているからです。

 

大企業が倒産する確率は中小企業に比べて極めて低いことは紛れもない事実なんですよ。

 

「大企業に就職=会社員としての安定した生活」の図式は、まだまだ健在です。

 

もし仮に就職した大企業が運悪く倒産の危機に直面した場合でも、日本経済に影響を及ぼす大企業であれば国や銀行が全力で守ってくれる場合がほとんどです。

 

また、リストラにあったとしても大企業の会社員の年収は全国の平均より高いため、リストラに備えた最低限の貯蓄もしやすいというメリットもあります。リストラに伴う退職金もそれなりの金額が貰えるはずです。

 

中小企業が倒産した場合、退職金どころか倒産した月の給料も貰えずに路頭に迷うなんてことはよくある話です。クゥーちゃんの勤めていた中小企業は、自分が転職した3か月後に倒産しましたから(実話)

 

幸いなことに、従業員ごと大手企業に買収されて雇用は確保されましたが、当時の元同僚たちの心境を思ったら本当に気の毒で、「生きた心地がしなかっただろうな」と思います。

 

大企業は福利厚生が充実している?休日は多い?

 

福利厚生、休日、この2点に関しては間違いなく大企業に軍配が上がりますね。

 

クゥーちゃんの会社では、提携している取引先の施設や商品を従業員価格で利用・購入することができます。自動車保険や生命保険などの各種保険も団体割引が適用される他、資産形成の面においても従業員持株会や財形貯蓄制度、投資教育の提供など、福利厚生に関しては数えたらキリがありません。

 

最近国が大騒ぎしている「働き方改革」においても、お手本のように導入しています。
介護休職、時短勤務、育児休暇などの制度のことです。

 

中小企業だったら、育児休暇どころか有給休暇もとれない会社が普通に存在します。

 

クゥーちゃんが勤めていた中小企業は有給休暇をとったら、その日数分だけ賞与から減額されていましたから!(実話)有給休暇じやなくて減給休暇でしたねぇ・・・・ええ、超ブラックです。

 

加えて残業代が、まともに支払われない会社もざらにあります。
どれだけ働いても「早く帰りなさい」なんて言われた記憶がありません(笑)

 

当然、休日日数に関しても大企業のほうが多い場合がほとんどです。現在の会社は年間休日が130日ありますが、中小企業のころは87日しかありませんでした。

 

「会社としての安定感」と「福利厚生の充実」という観点からみれば文句なしの大企業

 

なんか、ここまで書くと「大企業に就職すること」を勧めるブログみたいですが・・・

 

そうでもないんですよ、これが!

 

次に中小企業のメリットと大企業のデメリットを物申します!

中小企業のメリットと大企業のデメリット

中小企業は出世しやすい?

 

はい、中小企業は出世しやすいです。

 

社員の数が少ない中小企業では、大企業に比べて出世しやすいのは本当です。

これは中小企業のメリットですね。

クゥーちゃんは、当時の社長に気に入られて30才で課長になりました。

会社の経営が傾いてさえいなければ、35才で部長になっていたと思います。

周りの同僚に比べて少しは仕事ができたかもしれませんが、大企業のように昇格試験があったわけでもなく、単に社長ウケが良かったんだと思います。

中小企業では、オーナーに気に入られさえすれば、トントン拍子で出世することは可能です(業績を上げていることが大前提ですが)

 

これに対し、大企業では出世が困難というデメリットがあります。

 

従業員数の多い大企業で、限られた役職に就くのは至難の業です。大きな組織の中で出世できるのはほんの一握で、大多数の社員が将来の「窓際族」候補です。

定年退職の年齢が引き上げられた大企業では、世代交代がなかなか進まず管理職のポストが不足しているのが現状です。

クゥーちゃんは現在、係長職ですが、課長職へ昇進しようと思えば「鯉の滝登り」に近いくらい努力しないと到底不可能でしょう。

昇格するための筆記試験、面接試験・・・子供のころから必死に受験競争、就職戦線を勝ち抜き、苦労してやっと辿り着いた大企業でもその戦いは続くのです。

 

そんな現実に嫌気がさして若者が離職してしまうことは、ある意味自然なことにさえ感じてしまいます。

 

厚生労働省の調査によれば、2015年3月に大学を卒業して就職した人の3年以内の離職率は31.8%だそうです。4人に一人は確実に離職していることになります。

 

この離職率は大企業だけの数値ではないのでなんとも言えませんが、クゥーちゃんの会社でも新入社員の離職率は年々上がっていて「新入社員の離職防止セミナー」まで上司対象に開催されています。

中小企業の仕事は楽しい?

 

ええ、とっても楽しかったです!

あくまで、自分の経験からしか語れませんが、中小企業では様々な業務をやらせてもらえます。逆にやらなくては仕事が回りません。

 

中小企業に求められるのは「オールラウンドプレイヤー」です。

 

仕事の幅が広範囲で、「結果」を出せるのであれば何をやってもOKみたいなところがありました。仕事に対する「自由度」が大きく、自分の考えを自分の裁量でどんどん「具現化」できる点は中小企業の大きな魅力でありメリットと言えます。

 

自分が勤めていた会社の当時の年商は280億くらい。中小企業の中でも「中企業寄り」の会社でした。課長職になってからはその中の18億円分を任せてもらえる立場になりました。

 

極端な話、18億を自分の裁量で動かせるわけです。ちょっとしたベンチャー企業の社長並みですよね。

 

当時、会社のお金で日本中の各地へ商談へ行かせてもらい、いろいろな会社の社長さんと話ができたことは貴重な経験になりましたし、いくつかの商品開発にも関わらせてもらいました。最初から大企業に就職していたら、到底たどり着けない領域だったと思います。

 

自分が関わった商品が売れた時の感覚は「快感」そのものでした。

 

自分の頭の中で想像したものが世の中に形として現れ、その反応が良きにしろ悪しきにしろ、ダイレクトに自分に返ってくる醍醐味は経験した人にしかわからないでしょう。

 

そんな仕事が楽しくないはずありません。

 

休日も少なく、福利厚生も最低な会社でしたが、そんなことが些細な戯言(たわごと)に思えるくらい仕事に没頭していたと思います。仕事に対するモチベーションはリミッターを振り切っていましたね。

 

小学生だった頃、自分の大好きなガンプラ(機動戦士ガンダムのプラモデル)を時間を忘れて
夢中で組み立てていた感覚に近いような(笑)

 

かたや、現在勤めている大企業において自分は「巨大な組織の小さな歯車」にすぎません。
それも、「いつでも交換可能」な・・・

 

大企業における大多数の社員は「会社のルールや方針に従い業務を遂行する」ことが求められます。そこに「方針に反した自分の発想やアイデア」は求められません。一部の選ばれしトップマネジメントの考えに従い黙々と仕事をするのです。

 

トップダウンというやつです。

 

転職当初、この「息苦しい職場の空気」は苦痛以外の何ものでもありませんでした。

 

最近はボトムアップな大企業も増えてきたみたいですが、往々にして「自分の将来に希望を持てない(持つことが困難)」「仕事にやりがいや楽しさを見いだすことが難しい」ことが、大企業のデメリットと言えます。

中小企業の人間関係はアットホーム?

 

はい!とってもアットホームで居心地良かったです!

クゥーちゃんは中小企業に約12年勤めましたが、その間に人間関係で悩んだことは数えるくらいしかありませんでした。

社長や専務にも可愛がってもらいましたし、同僚や先輩、取引先の人達とも和気あいあいとやっていましたね。仕事の上でも全員で助け合ってやるみたいなところがあったし「人情」がありました。新入社員の頃は、わからないことも上司が親切に教えてくれました。人間関係で困った記憶がないですね。

休みは少なかったけど、休日前には会社の同僚や取引先の人たちと毎週飲み歩いていました。
上司にもよく飲みに連れていってもらしましたしね。

酒の席で聞く上司の人生観や仕事の話は興味深く勉強になったし、今でもあの頃の出会いに感謝しています。

 

本質の部分で「温かい人達」が多かったです。

 

愛知県内にしか事業所がなかったので、転勤しても人間関係が変わることもありませんでした。地元から離れることもなかったので「精神的に安定した毎日」を送ることができていたと思います。

対して大企業では「理不尽な転勤」は日常茶飯事で「精神的に不安定な日々」を送る可能性は多々あります。

人間関係に関しては、中小企業であっても悪い会社もあると思いますから一概に断言できませんが、それでも現在、大企業に身を置いている立場から言わしてもらうと、

 

中小企業に比べ、大企業にはドライな人が本当に多い!

 

言い方を変えれば「仕事において割り切った人」が多いんです。

 

「俺の仕事はここからここまでだから、後は知らねぇ」みたいな・・・

 

ほんと、無責任な人が多いです。烏合(うごう)の衆ですよ!ここまでくると!

 

でも悲しいかな、そういう人の大半が無自覚なんです。

 

大企業の組織の在り方とか仕事の仕組み、能力主義、成果主義など様々な要因が「ドライで無責任な社員」を作り出してしまっているんだと思います。

 

そんな人達の心情をわかりやすく代弁してあげたらこうなります。

「俺は俺に与えられた仕事を毎日責任を持ってこなしている!給料分働いている!それ以上に仕事をしろと指示も受けていないからする必要もない。隣の部署で問題があったとしても、それは隣の部署の担当者の責任であって俺の責任ではない。そもそも予測できない管理職が悪いんだ。俺は問題が起きることを薄々感ずいていたんだけどね。報告しろとも言われてないから報告義務もないし、どうなろうと知ったことではない!その程度の問題が起きたところでこんな大きな会社潰れるわけないし。他人を助けたら俺の評価が下がる可能性だってある。この会社、成果主義なんだから他人を助けたら損じゃないか。俺、全然悪くないよね。むしろ正しいよね」

 

なんか、書いてて嫌になりますね(笑)

でも本当に、こういう思考回路になってしまっている人、多いんですよ。

 

人としての理性はあっても会社の仕組み上、自分に不利益になるようなことは一切しない。

 

こんな「いやらしい人間関係」の中で心が病んでしまう人を、クゥーちゃんは何人も見てきました。

 

大企業における、うつ病での休職率は激高です。

 

中小企業にいた時は「心が病む人」なんて見たことなかったのに。

大企業は「心を許して付き合える同僚」が本当に少ない。

お互いが出世競争のライバルであり、

転勤も多いから「その場しのぎのお付き合い」みたいなノリがあって、そこまで深く付き合おうとはしないこともざらです。

職場としての一体感や充実感、人間関係は明らかに中小企業のほうが上でしたね。

 

公益社団法人の全国求人情報協会の調査をまとめた記事にこんなものがありました。

 

入社3年で転職、7割が満足=賃金減少も環境重視―求人情報協会

大学を卒業して就職後、3年未満で転職した人の70.7%が満足していることが、公益社団法人の全国求人情報協会の調査で分かった。最初の仕事を辞めた理由は「仕事内容への不満」が51.5%でトップ。「人間関係への不満」が40.9%で続いた。

転職後の賃金は、「1割以上増加」が29.1%だったのに対し、「1割以上減少」は45.6%と半数近くに上った。賃金そのものは目減りするケースが多いものの、減少した人でも6割強が転職に満足していると答えた。

また、32.3%の人は以前より規模の小さい企業に移ったが、うち7割は転職に満足していると回答。同協会は「転職後の満足度を左右するのは企業規模や賃金だけでなく、やりがいや労働環境など多様な要素がある」と分析している。

時事通信より引用

 

学校を出たばかりの若者のほうが社会への反応が素直で、より本質を求めて行動する人が増えてきている印象を受けますよね。

まとめ

いかがだったでしょうか?

今回は、大企業と中小企業を両方を経験したことのある自分の体験を元に記事にしてみました。

 

☆大企業のメリット

・大手企業なら、基本的には安泰。いきなり倒産する可能性は低い。
・大企業は福利厚生が充実している。労働組合もしっかりしていて休日も多い。

☆中小企業のメリット

・大企業に比べて出世しやすい。仕事にやりがいを感じることができる。
・アットホームな職場が多い。人間関係で悩むことも大企業に比べれば少ない。

 

結局、どちらに就職したほうが幸せなのか?

 

これは個人の価値観によって当然変わってきます。

 

大切なのは、「人生や仕事の中で何が一番大切なのか?」を自問自答してみることだと思います。

 

安定なのか?給料なのか?やりがいなのか?人間関係なのか?

 

そうは言っても、実際にその会社に入ってみなければわからないことって沢山ありますよね?

 

超能力者でもない限り、入社する前からその会社が本当に自分に合っているのかなんて分かるわけありません。

 

ただ、ひとつ言えることは自分が選択を間違えたと感じたらやり直せば良いということです。

 

「掛け違えたボタン」は掛け直せばいいのです。

 

転職なんて、長い人生の中の一段落にすぎません。

そこに必要なものは、ほんの少しの勇気だけです。

今後は国が副業を認めるなど「働き方の選択」はどんどん多様化していくでしょう。

それを可能性として捉え、自分にとって「幸せな生き方」を探していけたらと私自身も思っております。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

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