みなさんは、もう一度高校生に戻って、高校生活をやり直したいと思ったこと、ありますか?
こんにちは!
最近新潟に引っ越して、ちょっぴり?センチメンタルジャーニー(by松本伊代)な、
クゥーちゃんです。
先日、愛知の実家へ帰った時に暇だったんで、Amazonプライムで「アマガミ」というアニメをなんとなく見ていたら、
17才になる高校2年生の長男君が、
お父さん、「アマガミ」見るくらいなら、これ見てよ!
こっちのほうが、絶対いいから!
とシャープな突っ込みを、ドスっと入れてきました。
紹介されたアニメは「ReLIFE」(リライフ)
このアニメ「ReLIFE」は2016年7月~9月に放送されたアニメで、原作はWEB漫画です。
最近、長男君の勧めてくるアニメは、くやしいけど良作が多いので、
「アマガミ」を中断して、「ReLIFE」を観たんですが、
なかなかどうして、
(ノ `Д´)ノ
いいじゃねーか!なかなかのスマッシュヒット作だわ!
※いっき見してしまいました・・・
みなさんにも、おすすめしたいと思いましたので、
今回は「ReLIFE」のレビューです。
注!!!
以降は作品のネタバレ含みますんで、嫌な方は、
①Amazonプライムに登録して作品を観る。
②WEB漫画を読む⇒コチラ
してみて下さいね。
※Amazonプライムに登録すると現在、最終話まで無料配信しています(2018年10月8日時点)有料に変更になる場合あり。
「ReLIFE」の超簡単なストーリー紹介
「ReLIFE」のストーリーですが、
前職を三ヶ月で退職し求職中の海崎新太。元々大学受験で二浪した上大学院に進学していたため社会人経験やキャリアが乏しく、現在27歳で就活は難航する。これからの生活に悩む新太の前にリライフ研究所の職員を名乗る夜明了が現れる。夜明は新太を社会復帰させるとして、『1年間の高校生活を送る秘密実験』に参加することを提案する。
1年間の生活費とその後の就職先の紹介のために、リライフ検証実験に参加することを決めた新太は、二度目の高校生活を送り始める。
ウィキペディアより引用
つまり、社会人になり損ねた主人公の海崎新太が、「リライフ」という社会復帰プログラムによってもう一度社会復帰を目指すというお話です。
クゥーちゃんのような、おっさん世代からすると、これはまさに、
プチ「バック トゥー ザ フューチャー」ですわ!世代的に、ええ。
タイムスリップするわけではないんですが。
物語を観ていく上で、「リライフ」の仕組みが結構重要なので一応補足しておきます。
リライフ
社会からドロップアウトしたニートを対象にした社会復帰プログラム。独自開発の薬を飲むことで若返り、1年間の高校生活を行って社会復帰を目指す。サポート課の人員が被験者と同じ学級に編入し、被験者のサポートと観察を行う。ただし現在は実験段階。
被験者は、実験のことは秘密にしなければならず、もし実験中に秘密がばれてしまった場合は、即実験は中止され、被験者から実験に関する記憶がすべて消去される。これは被験者同士でも同じである。
秘密を守り通して実験を完了した場合でも、被験者の実験に関する記憶は残るものの、実験中に被験者に関わった全ての人間から、被験者に関する記憶が消される。
被験者側のメリットは、文字通り人生をやり直せるほか、実験中にかかる費用は、被験者の衣食住を含めて全て研究所持ち。さらに実験が上手くいった場合は研究所から就職先を斡旋してもらえる。ウィキペディアより引用
まぁ、ここへんの仕組みはアニメや漫画を見ていけば自然と理解できます。
ちょっと補足すると、「リライフ」するために研究所が開発した薬を飲んでも
あくまで「見た目」が「高校生」に変わるだけで、中身は実年齢(27才)なんです。
そのギャップが劇中の面白さになっていて、主人公の海崎が学校に煙草を持ってきてしまったり、昔は解けたはずのテストの問題が全くできずに赤点をとってしまい、何度も追試を受けさせられたり・・・
爆笑とまではいかないものの、ほほえましい笑いを誘ってくれます。
就活問題やブラック企業などのベビーな問題が底辺に流れている作品ですが、
作画や物語の展開もライトな(軽い)感じで進んでいきます。
気になるラストは?神回は?
ラストなんですけど、一言でいえば、さわやか系ハッピーエンドです。
物語終盤は「リライフ」生活を終える海崎と、もう一人の被験者である日代千鶴との恋の行方、そして社会復帰へと向かっていくんですが、最後は、
あ~良かったね!っていう、
(¯―¯٥)ウンウン
そこまで、込み上げてくるようなラストではないのですが、ストーリーや設定は良く考えられているだけに、演出次第で受け手(視聴者)の印象が、かなり変わる作品になったのではないかと。
良い意味でも悪い意味でも作画や展開が単調なので、盛り上がりに欠けるんですよね。
物語を観ていく中で視聴者と作品の距離がなかなか縮まらないというか・・・
視聴者が作品に入り込んでいく同調ゾーンが限られた作品ではありますね。
海崎(主人公)と同世代の男性なんかが見ると、きっとハマっちゃうんじゃないでしょうか?
少なくても、僕らおっさん世代に、このゾーンは侵入不可でしょうな。
でも、それを補うためなんでしょうか?
この作品は、エンディングにオッサン心をくすぐる懐かしい歌謡曲が流れるんですけど、
16話のラストでは主人公の海崎とヒロイン日代がお互いの気持ちを打ち明けるシーンで
久保田利伸の「LA・LA・LA・LA LOVE SONG」が流れだすんですよ!
反則でしょ?
これには、さすがにオッサンも心持ってかれましたわ(笑)
完全に狙ってますよね。
この作品の「神回」は、やっぱり最終回ですかね。
しいて言うならば、最終回の最後の最後、
リライフ研修を終えた海崎と日代、お互いの記憶を失った二人が再び出会う・・・
そして二人は・・・
この場面ですかね。
全編通して「平均点」で進んで行き、ラストに向かって少づつ盛り上がっていく感じは、
「楽に観られる」っていう点では良くできた作品です。
視聴者を煽(あお)りすぎて、最後にドボンっていう作品よりはいいんじゃないでしょうか?
逆に、あまりにもラストが良すぎて気持ちが残ってしまう作品といえば、
さよなら銀河鉄道999
これなんか、自分が小学生の時に観て、
メーテルと鉄郎の別れが衝撃的すぎるあまり、
(;゚д゚)ポカーン
放心状態(メーテル症候群)になってしまいましたから!
一週間ほど小学校生活がまともに送れなかった覚えがありますもん。
リライフしたい?したくない?
みなさんは、リライフしてみたいですか?
誰でも持っているだろう過去へのノスタルジー・・・
そして、もう一度人生やり直せたらっていう思いをこの作品はうまく刺激してますよね。
リアライフしてみたいか?って言われたら、クゥーちゃんは半々ですかねぇ。
高校生だったころの、あの青く切ない、リアルな苦しみを経験済みですから、フフフ。
しいて言うなら、劇中の高校生活へダイブしたい(笑)
今回は、そんな俺の二次元願望を見事に引き起こさせてくれたアニメ「ReLIFE」のレビューでした。
みなさんも良かったら視聴してみてくださいね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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