恋は雨上がりのように 最終回で炎上?オッサンが物申すぜ!

漫画・アニメの感想

 

 

みなさん、こんにちは!

クゥーちゃんです!

さて、今回は漫画のことでも書こうかなと・・・

アニメ化、映画化と何かと話題であり、

単身赴任のオッサンの寂しい心の隙間を埋めてくれた漫画

 

「恋は雨上がりのように」

漫画の連載が終わってしまいましたね~

クゥーちゃんもこの漫画にすっかりハマっていただけに心にぽっかりと風穴が・・・

(>_<) さみし~

あれ?なんだろう?この気持ちは?

恋雨ロス?

アレ?前にも同じような気持ちになったことが!

そうそうこれこれ、これだ!

 

逃げ恥ロス!

 

「恋は雨上がりのように」は、逃げ恥ロスから俺の心を救ってくれた救世主だったのに~
もう終わっちゃうの~って感じです。

 

そんな感情を抱いているオッサンは俺だけではないはず!( ̄~ ̄)

でも巷では

この原作の結末に関してはかなり賛否両論あるみたいで、ネット上で炎上騒ぎになっているとか・・・

その影響で、作者である眉月さんのブログも閉鎖に追い込まれちゃったみたい・・・

そんな話題沸騰中の「恋雨」ですが、今回は、

漫画の主人公 「cafeレストラン ガーデン」の店長 近藤正己と同世代のクゥーちゃんが
「恋雨」について自分勝手に独断と偏見で語る、

物申す系ブログ(ただの感想文)です。

 

注!!!

 

これ以降の文面はネタバレ含みますんで、それが嫌な方は、

 

☆原作漫画を大人買いする。
Amazonプライムに入会してアニメを一気見する(入会すれば恋雨は見放題です。ただし、ラストは原作と違います)
ネットカフェか漫画喫茶に行って原作漫画を一気読み。

してくださいネ!

 

恋雨のめちゃ簡単な作品紹介とストーリー説明

もう知っている方のほうが多いと思いますので、省略したいのが本音ですが、ご存じない方のために一応・・・

 

作品紹介

『恋は雨上がりのように』(こいはあめあがりのように)は、眉月じゅんによる日本の漫画。『月刊!スピリッツ』(小学館)にて2014年8月号から2016年1月号まで連載、その後は『ビッグコミックスピリッツ』(同)に移籍し、2016年8号から2018年16号まで隔週連載[1]。略称は「恋雨」。

ストーリー

感情表現が不器用で一見クールな17歳の女子高生・橘あきら。彼女はアルバイト先のファミレス『cafeレストラン ガーデン』の店長である45歳の近藤正己に密かに想いを寄せている。自他共に認める“冴えない男”の近藤だが、あきらはそんな彼の魅力を「自分だけのもの」として、胸に秘めた恋心を募らせていた。そんなある日、アルバイト中に起こったとある出来事をきっかけに、あきらの秘めたる恋心は大きく動き出していく。

ウィキペディアより引用

 

はい、引用させていただきました(笑)

 

あきらが店長に惹かれたきっかけだけ補足すると、

 

①陸上部のエースだったあきらは練習中にアキレス腱を負傷する。
②自身が打ち込んでいた陸上ができないことにより、心と体に傷を負ったあきらは、病院の帰りに立ち寄ったファミリーレストラン「ガーデン」の店内でぼんやり外を眺めている。外は雨が降っている。
③そこへ、「ガーデン」の店長(近藤)が現れ、あきらのテーブルへホットコーヒーをそっと差し出す。
④驚くあきらに近藤は「サービスです」と笑顔で答える。( 店長 社会人失格)
⑤コーヒーフレッシュを手品で差出した後、「雨、そのうち上がりますよ!」やさしく微笑みながら厨房へ消える近藤。
⑥近藤のやさしさに頬を赤く染めるあきら。←オッサンに恋する!

 

⑦はい、オッサン(俺)、ムズキュン!物語スタート!

 

こんな感じですが、

 

今度公開される実写映画の予告編も見た方がわかりやすいと思いますので、こちらもどーぞ。

 

 

これで、つかみはOKだと思います。

が、今回、物申したかったのはこの作品の最終回のことなので、

いきなりですが、最終回の感想へ飛びます(笑)

 

中年のおっさん達が求めた結末とは?

これはクゥーちゃんのあくまで個人的な感想ですが、
う~ん、やっぱり最終回はいろんな意味で作者の作り込み不足が出てしまったかなと・・・

一言でいったら、

 

浅かったよなぁ、

 

結末として、

 

①あきらが本来、自分が目指すべき道を自覚してガーデンを去る。
②陸上部へ戻ったあきらは、大会で新記録を出す。
③仲間と喜びを分かち合う。
④店長への恋心は、JKのあきらにとってはいい思い出に変わってゆく・・・

 

この展開は、オッサン読者だってある程度予想していたと思いますし、

まぁ、そうなるわな的な・・・

そんなことはオッサン連中も十二分に御承知なわけですよ!

こういう年の差がありすぎの恋物語って成就しないのが定石なんですから!

でもねぇ、圧倒的に足りてないなって思ったのは、店長の心情の描き方!

絵もそうだし台詞もそう、

 

このあたりの物足りなさがオッサン読者の期待を裏切ってしまったのではないかと・・・

 

この漫画で個人的に神回だと思ってるのは、アニメだと7話、コミックスだと4巻に出てくる
嵐(台風)の日に近藤(店長)のアパートで、近藤があきらを抱きしめるくだりです。

 

このくだりで、この漫画に完全に心を持ってかれちまったオッサン読者は俺だけではないはず。

 

店長(近藤)に嫌われてたのではないと分かったあきらは、顔を上げ、涙を流す・・・

そんなあきらを見て、近藤は衝動的にあきらの元へ歩みよっていくのですが、

その刹那、近藤から発せられる叙情的な台詞・・・

 

この感情に名前を付けるのはあまりに軽薄だ

それでも 今彼女が抱えている不安を取り払って救ってやりたい

たとえ自分にそんな資格があるとは思えなくても

この感情を

この感情を

この感情を恋と呼ぶにはあまりにも軽薄だ

今このひととき 傘をおとして君の雨に濡れよう

どこまでも青く 

懐かしさだけで触れてはいけないものを

今 僕だけが守れる

今このひととき 降りしきる君の雨に君と濡れよう

どこまでも青く 青く輝き続けられるように

今 僕だけが祈れる

アニメ7話より引用

 

近藤が文学を心から愛しているというバックボーンも手助けして、この言葉はフィクションでありながらずっしりと心に響くリアリティを感じさせます。

言い換えるならば、

 

越えてはいけない一線を越えるために近藤が自分自身に言い聞かせた抒情詩というか・・・

 

涙を流す十代の女の子の心の苦しさを、己(おのれ)が包み込んでしまいたいという独占欲、

 

自身にも遠い昔、確かに存在していた、忘れていた気持ちへのノスタルジックな思い・・・

 

そして、

 

あきらを愛おしく思う気持ち

 

さまざまな思いを交錯させつつ、

 

近藤が衝動的に、瞬間的に、一線を越えてしまう、このくだりに関しては、漫画というジャンルを超えて純文学の域に昇華していたのではないかと・・・

 

このシーンを心の基軸にして、その後、この漫画を読み進めて行った読者の方は多いのではないかと思います。

 

こんな名シーンを描ける眉月さんの才能はすごいと思ったのですが、こんな素晴らしいシーンを描けるからこそ、ラストはもっともっと丁寧に描いてほしかったなってのが個人的な感想です。

 

だって、最終話に漂っていた近藤の感情って、やっぱり「あきらめ」とか「虚しさ」だったような気がしません?

 

本心はあきらに惹かれてたわけですから。

 

大人として正しい判断をしたとしても、そこに至る葛藤や未練がもう少しほしかった。

 

人間臭い部分ってやつ

 

割と全体的に淡々とストーリーが展開していた漫画なので、余計にスパイスが欲しかったというか。

芥川賞受賞したのが友達だったり・・・

まぁ、わかりますけどね、そのほうがリアルですから・・・

でも、あまりにもリアルすぎて希望がなさすぎるんですよね。

もう少し、近藤のほうにも前進というか希望の光も必要だったのではないかと・・・。

相変わらず窓際で煙草ふかしてる近藤・・・

う~ん、切ない・・・。

よく、終わりよければ全てよしなんて言いますけど、

そういう意味では非常にもったいない作品だったと思いますねぇ。

 

着地の素晴らしい作品たち

最近、クゥーちゃんが漫画とかアニメを見てて思うことは、

途中まで素晴らしくても、

結末=着地に失敗する作品が多いなぁってことです。

 

過程も大事だけど、着地はもっと大切です。

 

体操競技でいくらいい演技してても最後の着地が決まらないと、アレ?ってなりません?

その点、日本のアニメ・漫画を世界一に導いてきた巨匠の方々はやはりズバ抜けてますよね。

 

宮崎駿監督のこの作品は最高の着地を描いています。

 

物語のラスト、自分もルパンについて行くというクラリス(ヒロイン)に、

 

ルパン「バカなこと言うんじゃないよ、また闇の中へ戻りたいのか、やっとお陽さまの下に 出られたんじゃないか、お前さんの人生は、これから始まるんだぜ」(映画本編より引用)

 

ルパンはクラリスのことを大切に思うからこそ、「別れ」を選択します。

 

宮崎駿監督いわく、

「出会いと別れは同時にあるもんなんですよね。そして、うまい別れ方ができるのなら、別れは素晴らしいもんなんです。」

 

これですよ、やっぱ。恋雨にのラストにもこのカロリー(熱量)が欲しかったです。

 

眉月さんと同じ女性の原作者で上げるとすれば、やっぱり高橋留美子さんのこの作品でしょう。

 

愛する夫と死別し未亡人となった音無響子は主人公五代と出会い、結ばれます。

しかし、五代との結婚が決まっても、響子は死別した夫「惣一郎さん」への思いに対して本当の意味で決別できないでいる・・・

そんな響子さんの思いを感じていた五代は惣一郎の墓の前で、

 

初めて会った日から響子さんの中に、あなたがいて…

そんな響子さんをおれは好きになった。

だから…あなたもひっくるめて、響子さんをもらいます。

(単行本15巻より引用)

 

その言葉を陰から聞いていた響子は、絶句し、涙する・・・

五代の言葉に響子は救われ、五代との出会いに心から感謝し、心の中で惣一郎に別れを告げる・・・

 

このシーン、何百回読み直し、涙したことか・・・

 

全てのわだかまりが収束する「すっきり感」が恋雨のラストには足りてない気がするんですよね。

このシーン限らず「めぞん一刻」という漫画はシーンの一つ一つがとても丁寧に描かれている作品です。作者、高橋留美子さんの思いを感じます。

 

もし、この2作品を観た(読んだ)ことがない方がいらっしゃったら、
今からでも遅くはありません。
観る(読む)ことをおすすめします。

 

 

あの、きっと、

 

 

人生損しますので・・・

 

眉月さんの次回作に期待する

今回は「恋は雨上がりのように」について、つらつらと書いてしまったわけですが、
個人的には、ラストが少しもったいなかったけれども、良い作品だったのではないかと・・・

 

眉月さんの、少女漫画っぽいんだけど、そこから一歩抜け出た画風も好きだし、
ここは次回作に期待して待つことにしましょう。

 

炎上しちゃったのも、それだけ読者がこの作品の世界に入り込み期待していた証拠なんですから。

 

クゥーちゃんは、5月公開の実写映画も観に行きたいと思っております。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

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コメント

  1. よし より:

    すいません、最近映画も公開中の様なので今更ながら初めてコメントさせて戴きます。
    仰る描写不足の点に関しては同意ですが、私の場合は最近の「年の差恋愛」物の漫画作品や古くからの同様のドラマ等では大体ハッピーエンドが多かったのでこの結末の方に驚きました。というかこの作品においても流れ的に別離の流れではなかった様な気がします。あきらの陸上復帰の意思は店長に突き放される以前から固まっていた様で(医師からリハビリパンフを貰っていた)であるならば別にその為に別れるという必然性がない。障害と言えば店長の年齢差への拘りだけですが、これに関しても私事で恐縮ですが私の身近にリアルに同じ位の年の差カップルがいるので「何でそんなに拘るんだろ?」という感じが個人的にはします。で最終回作者さんの意図はどうあれ「あの人だって同じはず」というモノローグとラストの日傘はあきらの店長への想いは変わってない様にも見えるので落とし所としてはアニメ版の「互いの忘れてきた約束」に向き合った後お互いに改めて向き合おうというのが妥当かな?と個人的には思いますね。
    それにしてもアキレス腱断裂した選手が多少のリハビリで復帰した後新記録樹立は幾ら何でもご都合主義かもしれませんね。

  2. より:

    確かにスッキリしないし、全体的に盛り上がりに欠けると思った。盛り上がったのは最初の告白くらいで、あとはだらだらグダグダやってただけに思う。

    人には特別おすすめできない。