みなさん、こんにちは!
クゥーちゃんです!
いやぁ、最近なんですけど、
異常に寒いっすよね~(¯―¯٥)
口から「寒い」って言葉しか出てこない!
「さむ~い、サム~い、寒い!!」って言ってると、
いつのまにか、
自己暗示にかかちゃって、よけ~に寒く感じちゃったりww
まぁ、日本全国、今年は寒いわけで、
まぁ、それなら仕方ないよね!って言いたいところなんですが、
クゥーちゃんの住んでいる長野県 岡谷・諏訪地区は
最近の最低気温が、
マイナス10度とかですけど、なにか?
( ̄~ ̄)v
( ̄▼ ̄|||)まひまひ~顔面まひ~
このあたりの人が、使う言葉に
「寒さがしみる」っていうのがあるんですけど、
この言葉が、骨身にしみて理解できる今日この頃なんです。
ここ数年の中でも、今年は特に寒いらしく、地元の人も根を上げるほど・・・
そんな地元の人が僕に言う言葉は
「あんた、こんな寒い年に来るなんて運悪いね~」
(゚Д゚;)!!
・・・運のいい悪いはともかく、
これだけ寒いと、
凍っちゃうんですよ!
うちの近所の、あそこが!
そう、諏訪湖が凍っちゃうんです!
そこで、今回は凍ってしまった諏訪湖に期待がよせられる
「御神渡り」(おみわたり)という自然現象について書いてみたいと思います。
「御神渡り」-自然が織り成す神秘的な恋路
さて、
このブログを読んでくださってる方は、
諏訪湖が凍った!
だからどうした?
って思った方もいると思いますが・・・
そう思っていた僕も、
真面目な話、
実際にその光景を目の当たりにして考えが変わったというか、
素直に感情が動いたことを自覚してしまいした。
これを感動と呼ぶんだな、と・・・
諏訪湖が全面結氷(けっぴょう)したと聞いて、会社の休み時間に湖を見にいったのですが、
※これは、湖畔沿いにある「ハーモ美術館」の近くから撮影したものです。氷の破片が散らばっているのわかりますか?写真だと分かりにくいと思いますが、赤○で囲ってあるところに見える山は実は富士山だったりします。
※見事に全面凍ってます。・・・美しい。
あの周囲の長さ15.9㎞ 面積12.8㎞ の諏訪湖が全面凍ってるんです。
愛知県名古屋育ちの僕は素直に
(゚Д゚;)おお!
この自然の作り上げた神秘的な光景に感動を覚えました。
しか~し!、
地元の方々にとっては、諏訪湖が凍っただけでは駄目なんです!
全面結氷のその先にある⇒「御神渡り」(おみわたり)が出現しなければ!
地元の方たちは諏訪湖に対して超厳しい・・・厳しすぎる。
では、「御神渡り」(おみわたり)とはどういった現象なんでしょうか?
冬季の寒冷地で,湖面に一部盛り上がった氷堤が見られる現象。湖面が結氷したのち,さらに厳しい寒さが続き,快晴で放射冷却の大きいとき,氷の上面に収縮亀裂が生じると,亀裂に水が入り薄い氷ができる。日中,気温が上がり氷は膨張し,両側から圧力がかかることで薄い氷が割れてせり上がって氷堤が生じる。長野県の諏訪湖で特によく発生する。諏訪大社の上社と下社はこの御神渡りの起こりやすい両端近くに相対してまつられており,伝説では,御神渡りは上社の男神が下社の女神のもとへ出かけた跡だといわれている。御神渡り期日は,諏訪神社などの史料には 14世紀頃から記録されている。寒暖の歴史を研究する貴重な資料であり,藤原咲平による研究が有名。近年は発現する年が減少する傾向にあり,1980年代が 7回,1990年代が 2回,2000年代は2003,2004,2006,2008年の 4回の発現となっている。
出典 ブリタニカ国際大百科事典
引用させていただいた資料から読み取るに、「御神渡り」(おみわたり)という現象は、さまざまな気候条件が複合して、初めて出現するようですね。
御神渡りは、湖が凍って氷堤が生じることをいうのですが、
言葉だけでは、わかりにくいかな?と思い図解にしてみましたよ~
この「御神渡り」(おみわたり)が今年出現すれば、2013年以来5年ぶりらしく、新聞などでも取り上げられていましたね。
御神渡りの認定とは?
実は、この自然現象は「御神渡りである」と認定されるための厳格な基準があります。
御神渡りの出現を監視する方々も決まっています。
八剱(やつるぎ)神社(諏訪市小和田)の宮坂清宮司と関係者のみなさんです。
※(2018年1月現在)
諏訪湖に御神渡りの兆候が出始めると、毎日氷の厚さを測定し湖の状態から御神渡りの出現の可能性を予測し、
御神渡りか否か?
を判断されています。
御神渡りと認定されるには厳格な基準があります。
☆御神渡りの認定基準
起点、終点が明確で諏訪湖を南北に走る2本(一之御渡り、二之御渡り)の筋と、東から西に向かう筋(佐久之御渡り)が交差していると判断した場合、御神渡りと認定する。
御神渡りは長い歴史の中での「寒暖の記録」でもあるため、認定は厳格に行われているのですね。
しかし、
昔の人たちはなんとロマンチックだったのでしょうか?
御神渡りが、上社の男神が下社の女神のもとへ出かけた恋路の跡だなんて・・・
自然が織り成す奇跡の光景を前に、人々の想像力もアドレナリン全開だったんでしょうね。
近年にない寒さを経験し、ある意味不運なクゥーちゃんですが、
めったにお目にかかれない御神渡りを見ることができるかもしれない・・・
もし見ることができれば「寒さ」に勝る感動を貰えるかもしれません。
そうなることを願って、御神渡りの出現を心待ちにしたいと思います。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
m(--)m
追記
この記事を書いてアップしようかと思ったら、
2月1日に、
出現しましたね!
御神渡りが!
翌日、実際に諏訪湖まで行ったのですが、あいにくの大雪!
湖も雪に覆われてしまって、御神渡りが発見できません。
「御神渡りはコチラです」(^^)v
なんて、看板もありませんし(笑)
上社方面を半周して、
ん!(⦿_⦿)
これかな???
と思った場所を撮影してきました。
※この写真は御神渡りだと断定したものではありません。
雪に覆われた諏訪湖もまた一興・・
自然の織り成す奇跡の現象・・・
いやぁ、感動しました!
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